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滝山城は丘陵地につくられた山城です。丘陵地のため、山地と比較して平地との標高差が少なく、 関東ロームにおおわれているのが特徴です。そのため、城郭の曲輪を形成する平坦地がつくりやすいことから、 規模が大きな山城をつくることができたのでしょう。しかし、その反面では、丘陵地 で標高差が少ないために、敵の攻撃に対するまもりが難しいことも課題であったでしょう。そのような観点から、 丘陵地につくられた山城の保存と管理の問題を考えてみたいと思います。
滝山城のからくりの特徴は、「二の丸集中防御」にあります。二の丸には、3つの尾根が集中しています。 各々に「枡形虎口・土橋・馬出」等を設けて、 これより中には「敵を絶対入れない」という堅固な構えになっており、 戦国最強の土の城ともいわれています。
「甲州流軍学書『甲陽軍鑑』には「馬出は城の要」とあり、城の馬出は北条、武田の戦国大名を中心に発展し、近世の秀吉、家康の城にまで大きな影響を及ぼしてきた。・・・そこからは、馬出を通して彼らが何を考えていたかが見えてくる」と、三池純正氏は語る。
「戦国大名北条氏や武田氏の馬出を用いた防衛技術は、16世紀後半ごろから多く見られるよう になる。滝山城には5か所で確認が出来て、そのうちの4か所は、二の丸に存在する。 この状況から、二の丸を含めた内側が「閉鎖的な機密空間」であり、これとは反対に二の丸の外側が民衆にも開かれた「開放的な空間」であったことが知られる。滝山城二の丸の4か所の「馬出」は、防衛技術のみならず「公私の場」を分ける刻印ともなっていた」と、中田正光氏は語る。
今回の講演会では、「滝山城のからくり」とその意図が、一段と鮮明にされていきます―。
「滝山城」は、大永元年(西暦1521年)に武蔵国・守護代の系譜を引く大石定重が築城し、後に大石氏の養子になった北條氏照が拡張・改修したとされてきました。しかし、近年の研究により、氏照は大石綱周の養子になって浄福寺城に居住し、その後滝山城を築城して移転してきたと考えられています。
「滝山城」は、平成29年(2017年)4月6日に、公益財団法人 日本城郭協会から「続日本100名城」に選定されたので、 本年・令和4年(2022年)で「続日本100名城 選定5周年」になります。今回、本会会員の八王子市認定ガイド「滝山城・ウジテラーズ」がご案内します。
国史跡「滝山城」は、大永元年(西暦1521年)に武蔵国・守護代の系譜を引く大石定重が築城して、「高月城」から移ってきたと言われていますので、本年・令和3年(2021年)は、「滝山城 築城500年」になりました。
「滝山城」は、大石氏の養子になった北条氏照(小田原・北条氏の四代氏政の弟)が拡張・改修したとされてきました。しかし、近年は氏照が築城して浄福寺城から移転してきたとも言われています。滝山城の特徴は、「二の丸集中防御」です。「二の丸」は、3つの尾根が集中していて、各々に「枡形虎口・馬出」を設けて、「敵を絶対入れない」という堅固な構えになっていて、戦国最強の土の城とも言われています。
この滝山城築城500年記念の機会に、「浅野文庫諸国古城之図と滝山城」について、三池純正さんに語っていただき、中田正光さんには、「古来、中国の城も中世ヨーロッパの城も一般民衆の安全な生活を保障する施設だった。このことは、日本の戦国時にもあてはまり、城は決して階級支配のシンボルではなかった。」として、城の本質について語っていただきます。
皆様のご参加をお待ちしています。
天正18年(1590)7月、豊臣秀吉によって小田原城は開城、北条家当主氏直の父氏政と叔父氏照は自決、関東を100年にわたって支配してきた戦国大名北条氏は滅亡し、戦国時代は終焉をむかえました。北条氏の滅亡は時代の大きな転換でした。
今回は昨年度に引き続き、「滝山城主北条氏照の人と合戦」について、その後半生を中心にお話していただきます。永禄12年(1569)の滝山合戦で武田信玄の侵攻を退けた氏照は、その後、北条氏の北関東侵攻の中心となって活躍、やがて織田信長・羽柴秀吉ら中央政権との交渉を通じて関東・東北のみならず、近畿地方の動向にも目を配りながら、北条家の柱石としての役割を果たしていきます。その時期の氏照の生涯をたどり、いよいよ秀吉との決戦に向かう氏照の八王子城への移転と領域の支配について考えていきましょう。
10時 | 開会式 |
10時15分〜10時55分 | 演劇と歴史解説の講演「氏照の滝山城」(監修と出演は、「武者所」) |
10時55分 | 休 憩(滝山城の見どころを説明) |
11時15分〜13時30分 |
滝山城跡・中の丸に向けて「滝山城・ガイド散策」開始。 ガイドは、八王子市認定ガイド「滝山城・ウジテラーズ」(NPO法人 滝山城跡群・自然と歴史を守る会の会員)。 中の丸に到着後には、豚汁などを無料提供。 |
13時30分〜15時 | 特別プログラム 希望者に八王子市認定ガイド「滝山城・ウジテラーズ」が「滝山城・城攻めツアー」を実施(八王子市滝山観光駐車場で解散予定)。 |
東国有数の戦国大名・小田原城主北条氏康の三男として誕生した氏照は、関東管領山内上杉氏の
重臣で、武蔵守護代の系譜をひく地域領主大石氏のもとに、養子として送り込まれました。大石氏
を継いだ氏照は、滝山城主として北条氏の関東制覇の野望実現のため、その生涯を戦いに明け暮れ
ました。なかでも永禄12年(1569年)9 月、甲斐の戦国大名で名将として名高い武田信玄と
滝山城で攻防戦を繰り広げたことは特筆されます。
今年は、この滝山城攻防戦から450年目の節目の年にあたります。そこで今回は、氏照の大石
領継承から北条氏の北関東侵攻の中心となって活躍する氏照の生涯をたどり、その人物像と合戦の
実相について迫っていただき、お話していただきます。
永禄12年(西暦1569年)9 月に甲斐国の武田信玄は、信濃国・佐久地方から碓井峠を越えて北関 東に入り鉢形城を攻め、9月末頃に「滝山城」を攻撃しました。武田軍が武蔵国に侵攻し、廿里(とど り)合戦・滝山合戦、相模国では小田原城攻め、三増(みませ)合戦が行われて、本年・令和元年(西暦 2019年)は、450年の記念の年になりますので、「滝山城・城攻めガイド」を実施します。普段、 個人では見学できないような遺構も、今回は特別にご案内します。
永禄12年(西暦1569年)9月に甲斐国の武田信玄は、信濃(しなの)国(のくに)・佐久地方から碓井峠を越えて北関東に入りました。上野(こうづけ)国(のくに)から武蔵(むさし)国(のくに)に侵攻し鉢形城を攻め、10月2日に「滝山城」を攻撃しました。
武田軍が武蔵国に侵攻し、廿里(とどり)合戦・滝山合戦、小田原城攻め、三増(みませ)合戦が行われて、本年平成31年(西暦2019年)は、450年の記念の年になりますので、「滝山城跡 臨時案内所」の開設をいたします。
「高月城」は、大石氏系図によると長禄2年(西暦1458年)に大石顕重が築いて、移り住んできたと記述があります。北に向かって舌状に張り出した地形と、それを取り巻くように流れる秋川を利用し、鎌倉道と秋川渡河地点を抑えています。本年・西暦2018年は、築城560年になります。
一方、「滝山城」は、大永元年(西暦1521年)に、武蔵守護代の大石定重が築城して、高月城から移ってきたと記録があります。加住丘陵にある滝山城は、南に古甲州道、東に鎌倉道と川越道が通り、北は秋川と多摩川の合流点を望む、水陸の交通の要衝に立地しています。(「戦国八王子の山城歩き」から転用)
今回は、大石氏が築いたと伝わる「高月城と滝山城の滝山二城」をご案内します。
日時:
平成30年11月4日(日)
9時30分〜15時 (9時受付開始、小雨決行、荒天中止)
コース:
滝山観光駐車場〜大手口〜滝山城・中の丸(昼食)〜搦め手口〜円通寺〜高月城〜高月集会所(解散)
*解散後はバス停「高月集会所前」から、西東京バスに乗車(途中乗り換え)し八王子駅方面に帰れます。
講師:
中田正光さん(中世城郭研究家)
ガイド:
八王子市認定ガイド「滝山城・ウジテラーズ」
集合場所:
滝山観光駐車場(滝山街道・丹木町3丁目交差点角、バス停「滝山城址下」前)
アクセス:
◎京王八王子駅の4番バス乗場(8時43分、9時3分発)、又は、
JR八王子駅北口の12番バス乗場(その2分後)から西東京バスの
「戸吹行き(ひよどり山トンネル経由)」などに乗車して、
「滝山城址下」下車。乗車時間約19分、運賃310円。
◎駐車場はありますが、なるべく公共交通機関等をご利用ください。
参加費:
500円(資料代)
定員:
30名(応募者が多数の場合は抽選)
服装:
動きやすい服装、帽子、軍手、軽登山靴など。
持ち物:
昼食、飲み物、雨具、健康保険証など。
申込方法:
往復はがきで申込。詳しくはチラシをご覧ください。
室町幕府の東国支配機構として設置された鎌倉府は、鎌倉公方とそれを補佐する関東管領上杉氏によって運営されました。上杉本宗家の山内上杉氏は関東管領を歴任し、その重臣が大石氏です。大石氏は主家が武蔵などの守護に就任すると守護代を務め、また、下野足利荘の代官も務めました。そして主家の発展と共に大石氏は勢力を拡大、職務に応じて関東各地に所領を与えられました。
ところが、享徳3年(1454)に起こった享徳の乱以降、鎌倉府体制は崩壊、関東の有力者は関東管領上杉氏の統制を離れ、自力で領域支配を開始して不法侵略を繰り返しました。一円的な領域支配をめざす戦国領主の誕生です。
このような歴史的転換点の中にあって、武蔵守護代だった大石氏はどのように戦国領主へと脱皮し、滝山城を築城したのか、従来の通説を検討しつつ、大石氏と滝山城についてお話ししていただきます。
日時:
平成30年10月8日(月・祝) 13時30分〜16時 (13時受付開始)
講演:
武蔵大石氏と滝山城〜関東の戦乱と大石氏の戦国領主化」
加 藤 哲 (あきら) さん(八王子市文化財保護審議会・副会長)
会場:
八王子市加住市民センター・多目的室(八王子市加住町1-338)
アクセス:
京王八王子駅の4番バス乗場、又は、JR八王子駅北口の12番バス 乗場から西東京バスの「戸吹行き(ひよどり山トンネル経由)」などに乗車して、「滝山城址 下」で下車し徒歩3分。駐車場はありますが、なるべく公共交通機関等を利用ください。
受講料:
500円(資料代)
定員:
100名(当日先着順)
国指定史跡、「続日本100名城」の「滝山城」でガイドや遺構の保存活動をしている本会は、
平成28年4月に八王子市から「滝山観光おもてなしボランティア・ガイド団体」として認定されました。
ガイドの際には、八王子市認定ガイド「滝山城・ウジテラーズ」として活動しています。
ガイド養成講座を受講して、「滝山城跡」のボランティア・ガイドになりましょう!
募集定員:
20名程度
(原則八王子市民又は近隣市民で、城跡及びガイドに興味のある方)
講座内容:
第1回 |
平成30年 9月26日(水) 13時〜16時45分 よみがえる滝山城(滝山城入門) |
中田正光さん |
第2回 |
平成30年10月 8日(月・祝) 13時30分〜16時 武蔵大石氏と滝山城〜関東の戦乱と大石氏の戦国領主化〜 |
加藤 哲さん |
第3回 |
平成30年10月17日(水) 14時〜16時30分 城郭史から見た滝山城 |
三池純正さん |
第4回 |
平成30年11月 7日(水) 10時〜15時 滝山城跡の見学(1) |
中田正光さん |
第5回 | 平成30年11月21日(水) 10時〜15時 滝山城跡の見学(2) | 中田正光さん |
第6回 |
平成30年12月 5日(水) 10時〜16時 ガイドの実習 |
本会会員 |
会 場:
八王子市加住市民センター・多目的室1(八王子市加住町1-338)
アクセス:京王八王子駅の4番バス乗場、又は、JR八王子駅北口の12番バス
乗場から西東京バスの「戸吹行き(ひよどり山トンネル経由)」などに乗車して、「滝山城址
下」で下車し徒歩3分。駐車場はあります。
受講費用:
原則無料。(一部の資料代、見学の際の交通費などは受講者負担。)
申し込み方法:
チラシに記載の申し込み方法欄をご確認ください。
今年4月6日の「城の日」に、公益財団法人日本城郭協会(理事長 小和田哲男)が発表した「続日本100名城」に滝山城が選ばれました。
また、今年3月には八王子市が加住丘陵に連なる滝山城、高月城、根小屋城を紹介するリーフレット「滝山三城」を発行しました。
これらを記念して、「滝山三城めぐり」を実施いたします。
第1回:平成29年11月3日(金・祝) 9時30分〜16時15分
第2回:平成29年11月19日(日) 9時30分〜16時15分
(小雨決行・荒天中止)
詳しくはこちら
北条領国における滝山城の歴史的意義
講師:小和田 哲男 さん(日本城郭協会理事長・静岡大学名誉教授)
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遺構から読み解く滝山城
講師:中田 正光 さん(中世城郭研究家)
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北条氏照と八王子
講師:峰岸 純夫 さん(東京都立大学名誉教授)
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日時: | 平成29年10月29日(日) 13時〜16時15分 |
会場: | 東京都八王子労政会館 ホール (八王子市明神町3−5−1) |
受講料: | 1,000円 |
定員: | 200名 (要申込み、応募者多数の場合は抽選) |
申込方法: | 往復ハガキに「第12回歴史講演会」、氏名(フリガナ)、住所、電話番号を記入し、
返信面の宛名を書いて10月10日(火)必着にて下記宛にお送りください。
(はがき1枚で1名) 〒192−0902 八王子市上野町109−21 八木正範宛 |
主催: | NPO法人 滝山城跡群・自然と歴史を守る会 |
後援: | 八王子市教育委員会(主管 文化財課)、八王子市(主管 観光課)、公益財団法人 日本城郭協会 |
詳しくはこちら
第1部 |
大河ドラマ「真田丸」から戦国を見る
講師:三池 純正 氏(戦国史研究家・作家) |
第2部 |
合戦の裏に人取りの習俗を追う
講師:中田 正光 氏(中世城郭研究家) |
第1部
大河ドラマ「真田丸」で描かれる真田の歴史はどこまで真実か? 真田忍者は実在したのか? 大坂の陣で
真田信繋*が築いた真田丸とはどんなものだったのか?
『智謀の一族真田三代』『大坂の陣 秀頼と七将の実像』『真田幸村と大坂の陣』の著者が、真田家の歴史や
大坂の陣について時間の許す限り語ります。
*webで正しい漢字が表示できないため、代替文字を表示しております。正しい漢字はチラシをご参照ください。
第2部
華々しい合戦 の裏では常に弱者が犠牲を強いられていた。教科書にもほとんど載らない弱者の立場から、
「人取り・拉致・かどわかし」の習俗を眺めてみたい。
・秀吉の小田原攻めの戦場で人身売買
・朝鮮半島の戦場で人取り
・関ヶ原の戦いで人取りに夢中になる徳川軍と石田三成軍の兵士
・大坂の陣で敵も味方も人取りに没頭する戦場
日時 | 平成28年11月23日 (水・祝日) 13:00〜16:30 (受付開始 12:40) |
会 場 | 八王子市加住市民センター・多目的室(八王子市加住町1−338) |
定 員 | 114 名 (予約不要、当日先着順) |
受講料 | 500円 |
詳しくはこちら
国指定史跡・滝山城跡が、ARアプリの公開に合わせて様変わりしつつあります。
甲冑を着けた八王子市公認ガイド(「ウジテラーズ」)がご案内します。
当日は、
1大手口〜三の丸〜千畳敷ルート
2二の丸〜中の丸ルート
3本丸〜出丸〜つづら折り道ルート
4弁天池〜小宮曲輪〜山の神曲輪コース
などを探索します。
日時 | 平成28年11月6日(日) 10時〜15時 ※小雨決行、荒天中止 |
集合場所 | 滝山観光駐車場(滝山街道「丹木町三丁目」交差点角、「滝山城址下」バス停より徒歩1〜2分) |
参加方法 | 事前申込み不要 当日滝山観光駐車場にて9時40分より受付を開始します |
費用 | 500円(資料代・保険料) |
服装 | 動きやすい服装、帽子、軍手、軽登山靴 |
持物 | 昼食、飲み物、雨具、健康保険証 |
詳しくはこちら
最近出版された「日本の山城100名城」(発行洋泉社)には、滝山城は「保存状態良好!土の城の最高傑作」と紹介されています。この3月22日には、滝山街道の丹木町3丁目交差点角(バス停「滝山城址下」前)に「滝山観光駐車場」が、開設され、アクセスが良くなりましたので、ご参加をお待ちしています。滝山城跡の東の尾根の古峰(こぶ)の道周辺にツツジが見ごろでしたらそちらにもご案内をします。
日時:平成27年5月10日(日) 10時〜15時
詳しくはこちら
小田原北条氏・四代氏政の弟の北条氏照は、由井領を支配していた大石綱周
(憲重)の養子になり、「浄福寺城」(下恩方町)に居住し、永禄6年から10年(1563
ー67)までに「滝山城」に移り、天正12年から15年(1584ー87)までに「八王子城」
に本拠地を移したと考えられています。
氏照の居住していた「浄福寺城」、「滝山城」、「八王子城」の3名城を、中田正光氏
が3回に分けてご案内する第3回目は、「八王子城」です。
日時:平成27年1月25日(日) 9時15分〜15時
詳しくはこちら
小田原北条氏・四代氏政の弟の北条氏照は、由井領を支配していた大石綱周(憲重)の養子になり、「浄福寺城」(下恩方
町)に居住し、永禄6年から10年(1563ー67)までに「滝山城」に移り、天正12年から15年(1584ー87)までに「八王子
城」に本拠地を移したと考えられています。
氏照の居住していた「浄福寺城」、「滝山城」、「八王子城」の3名城を、中田正光氏が3回に分けてご案内する第2回目は、
「滝山城」です。
日時:平成26年11月30日(日) 10時〜15時
詳しくはこちら
小田原北条氏・四代氏政の弟の北条氏照は、由井領を支配していた大石綱周(憲重)の養子になり、「浄福寺城」(下恩方町)に居住し、
永禄6年から10年(1563ー67)までに「滝山城」に移り、天正12年から15年(1584ー87)までに「八王子城」に本拠地を
移したと考えられています。
氏照の居住していた「浄福寺城」、「滝山城」、「八王子城」の3名城を、中田正光氏が3回に分けてご案内する第1回目は、「浄福寺城」です。
日時:平成26年10月26日(日) 9時15分〜15時15分
詳しくはこちら
第1部 |
実像・黒田官兵衛
講師:三池 純正 氏(戦国史研究家・作家)
現在、NHK大河ドラマとして放映中の「軍師官兵衛」に出てくる歴史的事件(信長の播磨侵攻、上月城合戦、
有岡城官兵衛幽閉事件、三木城攻め、高松城水攻め、本能寺の変・中国大返しの真実、九州征伐と官兵衛、
秀吉天下平定と官兵衛など)を通じて黒田官兵衛の実像に迫ります。
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第2部 |
秀吉の平和戦略と小田原征伐
講師:中田 正光 氏(中世城郭研究家)
豊臣秀吉は関白の座に就いて以来、織田信長の武力一辺倒から方向転換して、「関東奥羽両国惣無事之儀」
を発して平和戦略による天下統一を推し進めた。その戦略とは具体的にどのようなものだったのか、小田原
北条氏攻めを通して探ります。
|
日時: | 平成26年9月28日(日) 13時〜16時30分(12時40分受付開始) |
場所: | 八王子市加住市民センター 多目的室 (八王子市加住町1−338) |
定員: | 114名(予約不要、当日先着順) |
費用: | 500円 |
戦国時代の城は、合戦の際には、民衆の生命と財産を守るための避難場所になっていた。 今回は、民衆の避難場所となっていた滝山城跡の「山の神曲輪跡」、 農業用水用の「弁天池跡」・「大池跡の堤防」 などを重点的に、会員が甲冑(レプリカ)を身につけてご案内します。 また、「大池跡」周辺の「滝山五千本桜」が見ごろになっていれば、ご案内します。
日時:平成26年3月30日(日) 10時〜15時
詳しくはこちら
第1部 |
のぼうの城と甲斐姫 -水攻めはなかった-
講師:三池 純正 氏(戦国史研究家・作家)
昨年秋に映画「のぼうの城」で話題になった成田氏の居城・忍城(行田市)の石田三成による「水攻め」が本当にあったのか、そして豊臣秀吉の側室になった甲斐姫の謎について、自著「のぼうの姫」をもとにしてお話しします。
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第2部 |
八王子城と平和空間 -平和への請負人・北条氏照-
講師:中田 正光 氏(中世城郭研究家)
戦国時代の城は、俗権力が支配する私的空間と、神仏の属性である平和空間を同時に兼ね備えていた。八王子 城主の北条氏照は、領民を平和へと導くために、豊臣秀吉の来攻を前にして新都市建設の構想を進めていた様子 を自著「戦国の城・民衆の危機~関東王国の平和を求めた八王子城主北条氏照~」をもとにしてお話しします。
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日時: | 平成25年12月1日(日) 14時〜16時40分(13時30分受付開始) |
場所: | 八王子市加住市民センター 多目的室 (八王子市加住町1−338) |
定員: | 114名(予約不要、当日先着順) |
費用: | 500円 |
詳しくはこちら
北条氏照が城主であった戦国時代の名城「滝山城」に昨年3月、遺構説明板が15か所に設置されて1年が経ちました。遺構説明板には、滝山城の縄張り図、曲輪などの想像図や解説文がコンパクトにまとめてあります。滝山城見学会は、「滝山城跡群・自然と歴史を守る会」の会員が甲冑を身につけて「滝山城」の遺構をご案内します。
なお、昼食時に「八桜太鼓の会」の太鼓の演奏(20分位)があります。
日時:平成25年3月31日(日) 10時〜15時
詳しくはこちら
第1部 |
後北条氏の領国支配と滝山城
講師:加藤 哲 氏 (八王子市文化財保護審議会副会長) |
第2部 |
滝山城の池跡 -在地支配の一形態-
講師:中田 正光 氏 (城郭研究家) |
第1部は、加藤哲氏(八王子市文化財保護審議会副会長)が、昨年の「北条氏照の 領域支配と滝山城」に続き、 「後北条氏の領国支配と滝山城」と題してお話しします。
第2部は、中田正光氏(城郭研究家)が、滝山城の大池や弁天池、鉢形城(埼玉県寄居町)の弁天池、 最近現地調査した天神山城(埼玉県長瀞町)や平林城(新潟県村上市)等の役割についてお話しします。
日時: | 平成24年12月2日(日) 14時〜16時30分(13時30分受付開始) |
場所: | 八王子市加住市民センター 多目的室 (八王子市加住町1−338) |
定員: | 114名(予約不要、当日先着順) |
費用: | 500円(資料代) |
このたび、画期的な「遺構説明板」が滝山城跡内の15か所に設置されました。
「遺構説明板」には、滝山城跡の想像図、拡大図も入っています。遺構についての案内文もあり、
今まで以上に楽しく滝山城跡の散策ができるようになりました。
今回の「滝山城趾散策ツアー」では、遺構説明板の設置箇所を「甲冑・兜を身に着けたガイド」がご案内いたします。
見事な「滝山の桜」も開花し始める季節です。多数の皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
日時:平成23年3月25日(日) 10時〜14時30分
詳しくはこちら
第7回歴史講演会は、「滝山城趾遺構説明板」の設置を記念しての講演会となりました。 城の要所に設置された「遺構説明板」により、誰もが滝山城趾の「多彩な魅力」をイメージできるように なりました。「滝山城趾の保存と活用」にむけての貴重なご意見、お知恵をいただける機会となれば幸いです。
日時:平成23年12月4日(日) 14時〜16時30分
詳しくはこちら
滝山城趾(国指定史跡)の「遺構景観の今」を体感していただくための
<歴史散策ツアー>を開催します。
滝山城趾の「多彩な景観」を更に引出し、共有していくための企画です。
お気付きでしょうか―。滝山城趾の遺構景観は一段と見やすくなってきています。
今回は新たに開園された滝山城の外郭、「山の神曲輪」(村人たちの避難場所)を歩く、
という「新コース」を取り込みました。ご期待ください。
北條氏照の居城・滝山城は、中世城郭(戦国の土の城)の最高傑作として
「日本名城百選」にも選定されています。
見事な「滝山の桜」も開花し始める季節ですー。
多数の皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
日時:平成23年3月27日(日) 10時〜15時
詳しくはこちら
第6回の歴史講演会は、「滝山城址の保存と活用」という基礎的なテーマに戻りました。 皆様のお力添えにより、「国指定史跡・滝山城址」の遺構景観に大きく光があたってきました。 国指定史跡にふさわしい姿を見据えつつ、滝山城址の「多彩な魅力」を引き出すための企画です。 皆様の貴重なご意見、お知恵をいただける機会となれば幸いです。
日時:平成22年12月5日(日) 13時30分〜16時
詳しくはこちら
よみがえる滝山城ハンドブック『滝山城戦国絵図-中世城郭のからくり』、
ならびに『村人の城・戦国大名の城ー北条氏照の領国支配と城郭』(中田正光著)の出版を記念して、
第5回連続歴史講演会を開催します。
戦国時代、大名に支配される領民は、日々緊張の中、合戦の恐怖におののき、
戦いが始まると村を焼かれ逃げ惑うだけだった。
戦国大名は、領内の支配を円滑にするため、領民の言い分を聞き、合戦のおりには、彼らを城内に避難させ、
生命・財産を守った。それに反すれば、領民は敵側に寝返ることさえあった。
日時:平成22年5月30日(日) 13時〜15時
詳しくはこちら
『滝山城戦国絵図』(滝山城ハンドブック)の出版を記念して、戦国の名城、滝山城(国指定史跡)の散策ツアーを開催します。
北條氏照の居城・滝山城は、中世城郭(戦国の城)の最高傑作として「日本名城百戦」に新たに選定されています。
今回は、本丸の絶対防衛地点、出丸を中心とした守り、という「新コース」をもガイドする予定です。
大河ドラマ「天地人」の撮影スポットにもご案内します。
ご期待ください。多数の皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
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―NHK大河ドラマ「天地人」からー
前編に続く後編では、2年間に渡る現地調査の成果に基づき、上杉景勝と名参謀の直江兼続は、いかにして徳川家康の大軍と戦おうとしていたのかを報告して頂きます。
なお、NHKテレビで放映された、「その時歴史が動いた『北の関ヶ原』」との相違点などについても、興味あるお話をしていただく予定です。
日時:平成21年11月29日(日) 13時30分〜16時
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―NHK大河ドラマ「天地人」からー
戦国時代最大の合戦と言われる関ヶ原の合戦。このとき、奥羽地方でも上杉軍と最上軍による「北の関ヶ原」の火ぶたが切られていた。
好評の「戦いの世を生きる」シリーズ第3回は、『守りの名将上杉景勝の戦歴』(新刊、洋泉社)の著者三池純正氏と、
戦国大名たちの城郭調査を続けておられる中田正光氏のお二人に、大河ドラマ「天地人」でも登場する予定の「北の関ヶ原」に
焦点を当て、現地調査の結果を踏まえた興味あるお話をしていただきます。
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大河ドラマ「天地人」の撮影スポットにもなった滝山城。
「日本名城百選」への選定を記念して、戦国の名城、滝山城(国指定史跡)の散策ツアーを開催します。
「天地人」の主人公、直江兼続と同時代を生きた北條氏照の居城・滝山城は、中世城郭(戦国の城)の最高傑作として
「日本名城百選」に新たに選定されました。
今回は、専国谷戸(「大池」側)より本丸を攻める、という新コースを講師とともに歩きながらガイドする予定です。
大河ドラマ「天地人」の撮影スポットもご案内します。
ご期待ください。多数の皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
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『雑兵たちの戦場』の著者、藤木久志氏を迎え「連続歴史講演会」を開催します。 第2回(2008年11月30日)講演会テーマは、「城は民衆の避難所」です。 「戦国の城を見る目」の転換となる貴重な機会です。 第2回講演会では、滝山城に関わる「新情報の報告」(中田正光氏)も予定しております。
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『雑兵たちの戦場』の著者、藤木久志氏を迎え「連続歴史講演会」を開催します。 第1回(2008年7月6日)講演会テーマは、「戦いの世を生きる」です。